優雅な薄紫の花を咲かせたブルーアマリリス
別名「ブラジルの皇后」と呼ばれるブルーアマリリスが、滋賀県草津市下物町の水生植物公園みずの森で開花している。薄紫の花びらが優雅に咲き誇り、来園者を楽しませている。
ブルーアマリリスは、ブラジル南部の山岳地の断崖に生息するヒガンバナ科の球根植物。種をまいてから開花まで20年以上かかり、栽培が極めて難しいとされる。同公園は愛好家から譲り受け、2007年に初めて開花に成功した。
今年は栽培する6株のうち、過去最多の3株に花が咲いた。1株に5、6輪の花を咲かせ、園内のロータス館で展示している。直径10センチ以上の花びらの輪郭が、波打つように美しく開いている。開花は今週の中ごろまでという。同公園の入園料が必要。