英語で案内する伏見署員(京都市伏見区・伏見稲荷大社)
京都市伏見区の伏見稲荷大社に27日、外国人観光客から道案内や落とし物の相談を受け付ける移動式の交番が登場した。伏見署員が自動翻訳アプリを使って会話し、安全な旅を呼び掛けた。
外国人観光客の増加を受け、同署が公用車1台を交番として運用を始めた。週2~3回、城南宮や藤森神社など区内の名所を訪れ、交通ルールの順守や防犯もPRする。
初日は、楼門前の鳥居付近に「設置」した。外国人から「千本鳥居はどこ?」などと相談があり、署員が英語で案内し、「足元に気をつけて」と助言していた。