バス会社大手の国光客運は、28日から台北西バスターミナルB棟を出発する高速バスの乗り場を、台北駅北側の台北バスターミナル(台北転運站)に移転させる。これまで複数個所に分散していた乗り場が集約され、利便性が向上する見込みだ。
台北駅周辺の再開発の進展により移転が決まっていた。台北西ターミナルB棟からは台中以南に向かう14路線が発着。桃園空港や基隆行きなどA棟から出発する路線も、10月中旬をめどに台北駅周辺に移転する見通し。
台北市政府公共運輸処によると、跡地には路線バスターミナルと広場が建設される予定。忠孝西路の渋滞緩和が期待されるほか、市民の憩いの場が増えるとしている。