台湾鉄路管理局(台鉄局)は11日、かつて台北-高雄を結ぶ特急「光華号」として活躍したDR2700型気動車を今月29日に復活運行させると発表した。これは、今年が光華号の運行開始50周年に当たることを記念してのイベント。29日に台北発、高雄経由台東行きの列車を運行。運賃は台北から台中まで、台中から高雄までが各1000元(約3275円)、高雄から台東までが700元(約2293円)で、この中には弁当、記念切符およびオリジナルの記念品が含まれる。13日午前9時から台鉄局のウェブサイトで予約を受け付ける。
光華号は1966年、運行を開始した。台北-高雄間を4時45分で結び、同区間が電化される前の、陸上で最速の交通手段として人気を集めた。DR2700型気動車は2014年7月、台東線の運行を最後に退役した。