下京区の京都鉄道博物館で、初の企画展「THE SLEEPER TRAIN~寝台列車の軌跡」が開かれている。
寝台列車の変遷についての説明パネルや列車の模型、ヘッドマークの実物など約200点を展示する。特急「富士」に大みそかにつけられた「赤富士」のヘッドマークや、かつて寝台の組み立てなどを担当した「列車給仕」の制服といった珍しいものも。JR西日本の「トワイライトエクスプレス瑞風(みずかぜ)」、JR東日本の「トランスイート四季島」など、2017年から運行する予定の豪華寝台列車の説明も並べた。
来年1月31日までで、入館料(一般1200円など)が必要。今後は年2回のペースで企画展を開くという。担当の広江正幸学芸員は「企画展を見てから実物車両の常設展示を見てもらうと、また違った角度で楽しめると思います」。