京都市の嵯峨嵐山地域(右京区、西京区)を光で彩る「京都・嵐山花灯路」の試験点灯が7日、行われた。9日からの開催に先立ち、暗闇に照らし出された渡月橋や「竹林の小径(こみち)」に、観光客らが感嘆の声を上げていた。
嵐山花灯路は京都府や市、京都商工会議所などでつくる同推進協議会が主催し、一帯を投光器や約2500基のあんどんでライトアップする催し。12回目の今年は、嵐山商店街の「月橋渡(つきはしわたる)」など同地域のゆるキャラを題材としたスタンプラリーや、市内の夜景を一望できる「嵐山モンキーパークいわたやま」の夜間入園(土日のみ)も実施される。
兵庫県から来た中山亜耶さん(21)は「点灯されているとは知らずびっくり。冬の京都にぴったりな神秘的な光景ですね」と喜んでいた。18日までの午後5時~8時半。同推進協議会TEL075(212)8173