(新北 13日 中央社)台北メトロ(MRT)環状線で使用される車両の第1編成が12日、お披露目された。
環状線は、先行区間の大坪林―新北産業園区(ともに新北市)間15.4キロで工事が進む。車両への試乗に駆けつけた林欽栄・台北市副市長によると、進捗率は76%。2018年末の完成を目指す。
4両編成で定員は650人。先頭車両はスピード感あふれる流線型となった。大きい車窓で明るさを確保したほか、座席や吊り輪、手すりには鮮やかな黄色が配され、これまでのメトロ車両のイメージを一新した。
車両はこの日お披露目された第1編成と今月末にも台湾に到着する第2編成が日立レールイタリア(旧アンサルドブレーダ)で製造された。残りの15編成については台湾車両(新竹県)で組み立てられる予定。