台湾特集を組む日本の雑誌
(東京 13日 中央社)台北駐日経済文化代表処(大使館に相当)は12日、日本人を対象に行った世論調査結果を発表した。それによると、台湾に「親しみを感じている」と答えた人は66.5%に達し、「アジアで最も親しみを感じる国・地域」との問いには59.1%が「台湾」と回答していたことが分かった。
調査は民間調査会社に委託し、今年10月6~11日、20~89歳の1000人を対象に実施された。
55.9%が台湾を「信頼できる」と回答。「自由、民主主義などの価値観を有している」(52.2%)、「平和な国だから」(47.4%)などが理由とされ、歴史的つながりを挙げた人も43.8%いた。
「今後台湾に行きたいか」との質問には50.8%が「行きたい」とし、20代では58.9%に達した。
また、現在の日台関係については60.2%が良好とし、今後さらに「発展する」と答えた人は56.4%に達した。また、蔡英文総統について、66%が今年1月の総統選挙で当選を果たした台湾初の女性総統であると知っていた。
一方、日台間の問題については、「漁業問題」と「領土問題」でそれぞれ24.8%、18%が懸念を示した。