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民主活動家のジョシュア・ウォン氏、台湾訪問 香港支持を呼び掛け

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桃園国際空港に到着した黄之鋒氏(右から2人目)



(桃園空港 3日 中央社)香港で2014年に起こった民主化デモ「雨傘運動」の学生リーダーだった黄之鋒(ジョシュア・ウォン)氏が3日、台湾を訪問した。到着した桃園国際空港(桃園市)で取材に応じ、香港への支持を呼び掛けた。

黄氏は今回の訪台の目的について、現在の香港情勢を伝えるほか、香港市民が期待する台湾の人道支援メカニズムがどのように処理されるのか様々な立法委員(国会議員)や政党に意見を聞きたいと説明。10月1日の中国の「国慶節」(建国記念日)までにより多くの台湾人、社会の表立った支持を獲得したいとしている。

黄氏は、香港と台湾は同様に中国共産党と北京当局の圧力に直面しており、運命共同体でもあると言及。「香港が一国二制度は完全に崩壊したと感じた時、香港には一国二制度の未来が見えなくなっている」とし、台湾の人々に香港への支持継続を呼び掛けた。

さらに、香港から中国本土への容疑者引き渡しを可能にする「逃亡犯条例」改正案の撤回や香港警察の暴力行為継続、香港の選挙民主化の3点は中国の習近平氏が決めるものだと指摘し、最も重要な鍵となるのは北京当局が香港警察の後ろにいつまで隠れ続けるかということだと述べた。

「きょうの香港は、明日の台湾」だとしつつ、香港人は心の中では「きょうの台湾が明日の香港」になることを夢見ているとし、民主化や自由を願う香港市民の心境を伝えた。

黄氏は到着後、与党・民進党本部(台北市)を訪問し、卓栄泰党主席(党首)や羅文嘉秘書長、林飛帆副秘書長らと非公開会議を実施。夕方に記者会見を開く予定。夜には中部・台中市で、林佳龍交通部長(交通相)が創設した基金会主催の座談会に出席する。

黄氏は先月30日、未許可の集会への参加を扇動した疑いで香港警察に逮捕され、同日中に保釈された。


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