白く小さな花を咲かせた雲竜梅
京都市上京区の北野天満宮境内で梅が咲き始め、紅白の愛らしい花々がほのかに春の香りを漂わせている。
境内には約1500本の梅が植えられており、例年は12月下旬から1月初旬にかけて早咲きが開花する。今年はすでに、境内北側にある「雲竜梅」が、2~3センチほどの白い花20輪ほどを咲かせた。神職によると今月初めから膨らんでいたつぼみが20日に開き始め、今週半ばの暖かさで一気に開花が進んだという。
知人と参拝で訪れた新潟県の公務員長谷川由佳さん(28)は「もう咲いているので驚きました。白くて小さくてきれい」と言いながらスマートフォンで撮影していた。