府立京都スタジアムの最寄り駅となる亀岡駅北口の完成予想図。
右上の広場に飲食店などが出店する「マルシェ」が設けられる

京都府亀岡市で年明けに開業する府立京都スタジアム周辺に、地元店舗の出店する「亀岡駅前広場マルシェ」が開設されることになった。京都サンガFCの試合日を中心に設けられ、亀岡グルメのPRに加え、試合後の客を足止めして渋滞を抑止する狙いもある。
市はスタジアム最寄りのJR亀岡駅北口(追分町)に芝生広場(約2200平方メートル)整備を進めている。広場は駅からスタジアムへの通り道にあり、地元食材を生かした飲食屋台や土産物店など計約15店舗が出店するマルシェで、にぎわい創出を目指す。いすやテーブルを置くイートスペースも設ける、という。
交通渋滞やJR山陰線の混雑が懸念されていることから、マルシェを試合終了から1時間後まで開店し、帰宅時間の分散を図る。また、市の「プラスチックごみゼロ宣言」を受け、リユース食器に限り、プラスチック製レジ袋の提供も禁止する方向という。
運営は、出店事業者と京都パープルサンガなどの団体が担う。亀岡コンベンションビューローは20日まで出店希望者を募っており、13日午後3時から市役所別館で説明会を開催する。同ビューロー0771(22)0282。
【京都新聞】