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京繊大前副学長 特許不正で解雇


元副学長、森肇教授

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京都工芸繊維大学の前の副学長が、大学で共有する特許の独占契約を、海外企業と無断で結ぶなどしていたとして、大学は12日付けで、前副学長を懲戒解雇の処分にしました。

懲戒解雇の処分を受けたのは、京都工芸繊維大学の前の副学長、森肇教授(60)です。

大学によりますと、森教授は4年前の平成27年、大学と共同で取得した医薬品開発につながる特許の権利を、自らが設立したベンチャー企業の単独の特許と偽って、イギリスの企業に独占させる契約を結んだということです。

森教授は当持、大学の知的財産を管理する責任者だったということですが、学内での手続きや審議は行わず、無断で行ったということです。

イギリスの企業からは、森教授のベンチャー企業に、使用料が振り込まれていたとみられていて、大学では、森教授への損害賠償を検討することにしています。

森教授は聞き取りに対して、「特許については、自分が開発したもので、大学のものではない」と話しているということです。

京都工芸繊維大学の森迫清貴学長は、「管理体制の不備を痛感し、学生や社会の皆様に深くおわび申し上げます。再発防止に向けて、これまでの体制を抜本的に見直し、信頼回復につとめたい」とコメントしています。

 NHK


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