游錫コン氏
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(ワシントン 15日 中央社)游錫コン・元行政院長(首相)は14日、非営利団体「台湾人公共事務会」が米ワシントンで開いた晩餐会に出席した。開会前に取材に応じ、台湾が中国の脅威にさらされていることに言及した上で、米国からの支持は台湾の自己防衛に大いに役立つとし、米国との国交締結を推進するべきとの考えを示した。(コン=方方の下に土)
游氏は、台湾が国際連合に加盟できるか、そのカギは米国にあるとし、米国との国交樹立が実現すれば、国連への加盟は自然と可能になると説明。トランプ米大統領には、現状を打開する勇気があるとし、台湾と米国の国交締結の可能性はこれまでゼロだったが、今は可能性が徐々に上がっていると話した。南シナ海や東シナ海の情勢に変化があれば、その可能性はさらに高まるとし、実現には蔡英文総統とトランプ大統領の連携も必要だとの見方を示した。