(台北 4日 中央社)インターネット上にこのほど、中国大陸に対して総統官邸へのミサイル攻撃を促しているとみられる投稿がされているのが見つかった。総統府の黄重諺報道官は3日、国軍はミサイル攻撃に対応する万全の態勢を整えていると述べ、安全面での問題はないことを説明した上で、投稿者に対し「他国に自分の国を攻撃するようあおるとは、確かに不埒な心持ちだ」と批判した。
投稿は2日、フェイスブックのファンページ「2017罷免蔡英文聯盟」に寄せられた。投稿者は「ミサイルはここに打ち込め」との言葉とともに、総統官邸の座標と、総統官邸に目印を付けた衛星写真を掲載。さらに「当たらなければ、解放軍は解散すればいい」と中国大陸を挑発する文章も付け加えていた。