(台北 8日 中央社)台湾の郵政事業者、中華郵政は6日、7年以内に配達用のスクーターを全て電動式に切り換える方針を示した。今年は1000台を導入する予定で、二酸化炭素の排出量削減を目指す。
導入するのはバッテリー容量の大きい業務用のスクーター。125リットルの配達物を入れられるリアボックスが後部に取り付けられる。また、全地球測位システム(GPS)を搭載し、道路状況の変化やトラブルが起きた際に円滑な情報伝達が可能となる。
当面は都市の郵便局を中心に導入する方針。将来的には四輪車も電動化を進める考えで、環境保護に対する意識を高めたいとしている。