(台北 8日 中央社)チャイナエアライン(中華航空)とエバー(長栄)航空が、旧正月(今年は1月28日)頃の開通を目指す桃園メトロ(MRT)空港線の台北駅に、搭乗手続きカウンターを設置することが分かった。メトロ側は、訪台観光の促進につながるとして期待を寄せている。
台北市内にいながら搭乗手続きが可能になるため、大きな荷物を事前に預ければ、出発時間直前まで手軽な市内観光が続けられる。チャイナエアラインとエバー航空のグループ会社、マンダリン(華信)航空便とユニー(立栄)航空便も対応可能だ。
ただ、日本の航空会社を含む外資系は設置を見送る方針。毎週163便が桃園空港から出発するキャセイパシフィック航空は需要が小さいことやコストが増えることを理由に挙げた。ただ、今後の動向次第では再検討するとコメントしている。