(東京 18日 中央社)日本政府観光局(JNTO)が17日に発表した2016年の訪日外国人客数(推計値)は、前年比21.8%増の2403万9000人となり、同局が統計を取り始めた1964年以降最多となったことが分かった。6人に1人は台湾からの旅行者だという。
台湾からの訪日旅行者数は416万7400人でこちらも過去最多。これまで最も多かった2015年の367万7075人を13.3%上回り、初めて400万人を突破した。
同局では円高傾向や台風による航空便の欠航、格安航空会社のVエア(威航)とトランスアジア(復興)航空の運航停止など、訪日市場にマイナスとなる外的要因があったとしながらも、東北、中国、四国地方のPRに注力するなど、積極的に観光客誘致に取り組んだとしている。