(台北 19日 中央社)台北地区で2月から配車アプリ「ウーバー」を使い、既存のタクシーが配車できるようになる。ウーバーとタクシー乗務員で構成される労働組合の連合会が協力したためで、安全で高品質なサービスが提供できるとしている。
現行台湾のウーバーは車種や利用者の条件などに応じて3種類のグレードが選択できる。来月からはこれに加えて既存のタクシーを呼ぶ選択肢が増える。
既存のタクシーに乗車した際も、衛星利用測位システム(GPS)を利用した位置確認が即座に可能となるほか、目的地への到着後には乗客と運転手にはお互いが評価し合える機能を設け、サービス品質向上を図る。
ウーバー台湾の顧立楷総経理(社長)は「運転手と乗客双方にメリットがある」と強調。連合会側の関係者も「タクシー産業の発展を促進する」として期待を寄せた。