(嘉義 20日 中央社)国立故宮博物院南部院区(嘉義県、南院)は故宮が所蔵する日本の服飾を紹介する「KIMONO:18-20世紀日本服飾特別展」を17日から開催している。江戸時代の小袖や武士の服装のほか、近代の和服などを展示し、日本の伝統的衣装の美しさを来館者に伝える。
展示は「江戸の服飾」と「和服の美」の2つのセクションに分けられており、来館者は小袖の流行の変遷のほか、西洋化や紡績業の発展に伴う着物のデザイン、製法面の変化を知ることができる。また、日本の重要文化財に登録されている能装束も期間限定で公開されている。特別展は7月23日まで。
南院では現在、「日本美術の粋-東京・九州国立博物館精品展」も開催されている。