(台北 4日 中央社)台北市内で開催中の「第5回台北国際コミック&アニメフェスティバル」(台北国際動漫節)で3日、絵本「くまモンとブルービーのなかまたち」の作者、葉山祥鼎さんのサイン会が行われ、熊本県のPRキャラクター「くまモン」が応援に駆け付けた。くまモンは体操を披露したほか、葉山さんや来場者と集合写真を撮り、イベントを盛り上げた。
葉山さんが台湾でサイン会を開催するのは初めて。台湾各地だけでなく、韓国やマレーシアのファンの姿もあった。会場に並んだファンの一人は、絵本を読んで互いに尊重し、認め合い、信頼することの尊さなどを感じ、サイン会に参加したと話した。
開催2日目のこの日の来場者数は9万9000人。初日との合計で、20万人を達成した。
4日午前には、「名探偵コナン」を始め、数々のアニメ制作に携わってきた読売テレビのプロデューサー、諏訪道彦氏や、「金田一少年の事件簿」などを手がけた電通の渡辺哲也さんがアニメ制作の裏側を語るイベントが開かれた。