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京都・三条に簡易型ホテル 木屋町や先斗町近くの観光拠点に

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店舗があるのは7~10階の4フロア、延べ床面積は約1100平方メートル。ラウンジなどの共有部分と「ポッド」と呼ばれる150ユニットを設ける。「都市の滞在にメリハリを」「街を楽しむ」「シェアしたくなるスタイル」の3つのコンセプトに基づき、京都の若手デザイナー「FHAMS(ファムス)」(下京区)がデザインを担当した。

 ポッド内は壁掛けテレビ、調光機能付きの照明やコンセント、USBコネクター、ノートPCやスマホを充電しながら収納しておけるセキュリティーボックスを設置するなど機能性を重視。快適に過ごせる工夫としてサータ社のマットレスや静音カーテンを採用した。男女ごとに専用フロアを設けるほか、フロアごとにカードキーを使ったセキュリティーシステムを導入している。

 ポッドは縦型の「Aタイプ」横型で出入りがしやすい「Bタイプ」、デスクとチェアがあり、Aタイプより約3倍広い「グランドポッド(Cタイプ)」の3種類。標準的な料金は、A=5,000円、B=6,000円、C=7,000円で、曜日や時期により変動する。チェックインは16時から、チェックアウトは10時まで。

 観光や食の情報が行き交う交流の場として設けられたラウンジスペースには、朝食にホットドッグ(コーヒー付き・500円)を提供。朝食付きのプランもある。今後は京都の地ビールや地酒の取り扱いも考えているという。

 同ホテルリーダーの地引孝夫さんは「木屋町や先斗町にも近く、観光の拠点に便利なロケーションを生かした出店ができた。快適で安心して使える施設を提供することで、これまでの簡易宿泊施設のイメージを一新したい」と意気込む。
(烏丸経済新聞)
 


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