(台北 8日 中央社)台北市の陽明公園一帯や花卉試験センターで、陽明山フラワーフェスティバル(陽明山花季)が10日開幕する。期間中は桜やツツジが順次開花し、来場者に春の訪れを告げる。ピクニックイベントやコンサートなどのほか、今年は初めて地元の学校の児童や学生などが参加するパレードも開催される。
陽明公園一帯に植えられている桜は1200本余り。今月上旬から中旬にかけてはヒカンザクラが見頃を迎える。続いてヤエザクラにバトンタッチ。今月中旬から下旬まで楽しめる。今月下旬から3月上旬にかけて開花するのはショウワザクラ。3月中旬から下旬まではソメイヨシノが咲き誇る。3月中旬から4月中旬には、ツツジ8万株余りが見頃となる。
花卉試験センターでは現在、1万株近くのツバキが開花。3月上旬まで楽しめる。
パレードは3月4日に開催。大学生が各国の舞踊を披露するほか、小学生による太鼓やウクレレの演奏なども行われる。