桃園国際空港で3日午前、離陸前の中国大陸・北京行き中国国際航空186便の機内で、中国大陸籍の男性が「荷物に爆弾が入っている」などと叫んだために、同機が離陸を緊急停止する騒ぎがあった。通報を受けた航空警察局は機内を調査したが不審物は見つからず、いたずらだったことが判明した。
同空港は2日午前、集中豪雨に見舞われ、200便以上が遅延。男性が搭乗した便は同日出発予定だったものの、3日午前に変更された。男性は搭乗便の遅延に不満を持ったため、虚偽申告したとみられている。男性は取り調べのため航空警察局に連行され、その後、民用航空法違反で送検された。