京阪大津線の4駅名変更へ/京都
駅名変更に伴う新たな表示板のイメージ
京阪電気鉄道と大津市は13日、大津線(京津線、石山坂本線)の4駅の駅名を来年3月に変更すると発表した。分かりやすい名称に改め観光客らを誘導する狙い。
浜大津を「びわ湖浜大津」、坂本を「坂本比叡山口」、皇子山を「京阪大津京」、別所を「大津市役所前」にそれぞれ改める。
浜大津駅に「びわ湖」をつけることで、京都や大阪の京阪利用客らに、琵琶湖へアクセスできることを示す。「坂本比叡山」は、京都側に叡山電車の「八瀬比叡山口駅」があることから、滋賀側の比叡山の入り口が坂本であることを示し、観光客の利用を促す。
皇子山から改称する「京阪大津京」はJR大津京駅の乗り継ぎ駅となっていることを示し、別所は市役所前にあることを分かりやすくする。
看板の変更など総事業費は6千万円で、このうち大津市が1500万円を負担する。越直美市長は「琵琶湖や比叡山の名称の露出が増え観光振興につながる。市にとって重要な交通ネットワーク軸で、駅名変更を機に利用者が増え活性化してほしい」としている。
大津線は1912年に開業し、25年に三条大橋-浜大津が、27年には石山-坂本がそれぞれ現区間での運行を始めた。変更される四つの駅名は、一部を除き開業時とほぼ変わっていない。
駅名変更に伴う新たな表示板のイメージ
京阪電気鉄道と大津市は13日、大津線(京津線、石山坂本線)の4駅の駅名を来年3月に変更すると発表した。分かりやすい名称に改め観光客らを誘導する狙い。
浜大津を「びわ湖浜大津」、坂本を「坂本比叡山口」、皇子山を「京阪大津京」、別所を「大津市役所前」にそれぞれ改める。
浜大津駅に「びわ湖」をつけることで、京都や大阪の京阪利用客らに、琵琶湖へアクセスできることを示す。「坂本比叡山」は、京都側に叡山電車の「八瀬比叡山口駅」があることから、滋賀側の比叡山の入り口が坂本であることを示し、観光客の利用を促す。
皇子山から改称する「京阪大津京」はJR大津京駅の乗り継ぎ駅となっていることを示し、別所は市役所前にあることを分かりやすくする。
看板の変更など総事業費は6千万円で、このうち大津市が1500万円を負担する。越直美市長は「琵琶湖や比叡山の名称の露出が増え観光振興につながる。市にとって重要な交通ネットワーク軸で、駅名変更を機に利用者が増え活性化してほしい」としている。
大津線は1912年に開業し、25年に三条大橋-浜大津が、27年には石山-坂本がそれぞれ現区間での運行を始めた。変更される四つの駅名は、一部を除き開業時とほぼ変わっていない。