実物模型や修復材料などが並ぶ企画展「仏像修理の現場」の会場
京都市下京区壬生川通松原下ルの京都産業大ギャラリーで企画展「仏像修理の現場」が開かれている。全国の国宝などを修復する美術院(同区)で使われる工具や材料などを紹介している。
鎌倉時代の工具を再現した「やりがんな」や、現代の合成樹脂など29点を展示。奈良市の東大寺南大門にある金剛力士像の修理検討用に作った顔の実物大模型が注目を集めていた。
3月11日まで。日曜、祝日休館(19日除く)。無料。19日午後2時から、講演会がある。同大学むすびわざ館TEL075(277)0254。
(京都新聞)