伊藤若冲の絵を西陣織で掛け軸に仕立てた作品
江戸時代の絵師伊藤若冲(1716~1800年)の生誕300年を記念して代表作「動植綵絵(どうしょくさいえ)」を西陣織の掛け軸や額に仕立てた作品の展示会が17日、京都府精華町光台のけいはんなプラザ2階ギャラリーで始まった。
西陣美術織工房(京都市上京区)が企画した。「梅花群鶴図(ばいかぐんかくず)」「諸魚図(しょぎょず)」など23点。帯幅に合わせ、掛け軸は実物の3分の1、額は4分の1ほどの大きさにしている。金や銀など12色の経(たて)糸2700本、緯(よこ)糸2万本を使い、西陣織職人が伝統技法を駆使して若冲の色鮮やかな作風を再現している。20日まで。
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