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力強く不知火型で土俵入り 京都・上賀茂神社、白鵬関が奉納

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土俵入りを奉納する横綱白鵬関(中央)



京都市北区の上賀茂神社で26日、第69代横綱の白鵬関が「不知火型」の土俵入りを奉納した。力強い四股を踏むたび、大勢の観客から「よいしょー」と威勢の良い掛け声が上がった。
 21年に1度の「式年遷宮」を祝う行事の一環で、五穀豊穣(ごこくほうじょう)を祈る古来の神事にちなんで行った。上賀茂神社では1940年、当時の横綱双葉山らが土俵入りを奉納している。今回は、横綱として75年ぶりとなった2015年の鶴竜関、16年の日馬富士関に続く奉納土俵入りとなった。

 白鵬関は午後1時半ごろ、太刀持ちの石浦関と露払いの大翔丸関を従えて鳥居をくぐり、立砂(たてすな)の前に進んだ。両手を広げてせり上がる不知火型を堂々と披露し、約400人の観客を沸かせた。尊敬する双葉山と同じ地での奉納に、白鵬関は「緊張して硬くなった。精いっぱい土俵入りした」と話した。

 夫婦で訪れた大江昭男さん(80)=山科区=は「想像以上に体が大きくてびっくりした。横綱の姿を見て元気をもらえた」と興奮した様子だった。
(京都新聞)


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