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優美な装飾磁器、欧州の名窯紹介 京都で展覧会

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 「アール・ヌーヴォーの装飾磁器」展(京都新聞など主催)が28日、京都市左京区の細見美術館で始まる。関係者向けの内覧会が27日開かれ、優美な色合いの花器や華やかな食器セット、写実的な動物の置物など優品が公開された。

 自然界の造形を取り入れた芸術様式「アール・ヌーヴォー」は19世紀末~20世紀初頭の欧州で、絵画やファッションなど領域を越えて展開した。同展は、このうち磁器に焦点を当て、西洋の名窯の品を中心に計約200件を展示する。

 古代エジプト女性の像が両端にあしらわれた優雅な皿をはじめ、みずみずしい釉薬(ゆうやく)で生気を帯びた草花文が器の形の中に調和するフランスのセーヴル、彫刻的なデザインがユニークな北欧のビング&グレンダール、気品のある淡い色彩で小動物たちを描き入れたロイヤル・コペンハーゲンなど、国や窯の違いで豊かに広がる表現が楽しめる。4月9日まで。月曜休館(祝日は開館、翌日休館)。有料。


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