(台北 3日 中央社)台湾のクラフトビール市場が盛り上がりを見せている。台北市内には近年、クラフトビールを売りにしたバーやレストランが続々とオープン。店舗は主に「東区」と呼ばれる繁華街に集中しているが、若者の街とされる西門町にも3日、新たにクラフトビールバーが出店。同店の関係者は、若者を再び同地域に呼び戻せればと意欲を見せている。
新たに西門町にオープンする「Driftwood 西門町」を手掛けるのは、クラフトビールブランド「タイフー」(台虎精醸)。すでに台北市内にバー2店舗と観光工場を構え、人々にクラフトビール体験の空間を提供している。
新店舗では30台のサーバーを導入し、クラフトビールのほか、ワイン、日本酒、カクテルなど30種類の酒を取り揃える。また、トロピカルフルーツをベースにし、パイナップルとココナツの味わいが楽しめるクラフトビールの新製品もメニューに加えられている。