(台北 17日 中央社)台湾鉄路管理局(台鉄、台北市)は17日、蘇澳線が銚子電気鉄道(千葉県銚子市)と姉妹鉄道提携を結ぶと発表した。調印式は4月1日に銚子電鉄犬吠駅前広場で行われる。相互に観光誘客をし、地域経済の活性化を図ることで、日台間の国際交流を促進していく。
台鉄によれば、両者には共通点が多い。蘇澳は北東部・宜蘭の太平洋に面する港町で、冷泉で有名。銚子市にも港と温泉がある。また、それぞれの首都から蘇澳線や銚子電鉄までの所要時間は約2時間という地理的条件も似ていることから、姉妹鉄道提携が決まったとしている。
調印式には台鉄側から宜蘭段(区間)の謝清田副段長(副区間長)、蕭サイテイ蘇澳駅長、銚子電鉄側から竹本勝紀社長が出席する予定。立会人として越川信一銚子市長も招く。(サイ=うかんむりに采、テイ=女へんに亭)