唐門に投影された桜とツルの映像(23日午後6時半、京都市中京区・二条城)
世界遺産・二条城(京都市中京区)で「二条城桜まつり2017」(24日~4月16日)を開催するのを前に、重要文化財の唐門に桜の花が舞う映像を投影するプロジェクションマッピングの内覧会が23日あり、幻想的な雰囲気に包まれた。
二条城が舞台となった大政奉還から今年で150年を迎えたのを記念し、従来の桜のライトアップを充実させようと企画した。
唐門では、門に描かれている2匹のツルが飛んだ場所に桜が咲くCG映像を投影。茶室香雲亭の障子には能の舞が映し出された。足元を照らすあんどんで、庭園に並ぶ50品種約300本の桜を闇夜に浮かび上がらせる。プロジェクションマッピングの上映とライトアップは午後6時~9時。午後5時までの通常観覧とは別途、入城料が必要。和装の場合は無料となる。京都の名産品の販売もあります。