(台北 5日 中央社)縁結びのご利益があることで有名で、連日国内外から参拝客が訪れる「台北霞海城隍廟」(台北市)。近年は日本や韓国をはじめ、海外からお礼の贈り物が続々と届けられている。
同廟は、古い建物が立ち並び、観光スポットにもなっている迪化街に位置する。縁結びの神様「月下老人」が祭られており、パワースポットとして世界にその名を馳せている。
同廟のPR担当者によれば、海外からの贈り物で最も多いのは日本。品物は送り主の地元の物産品が大半だという。過去にはお好み焼きを持ってお礼参りに来た大阪からの参拝客もいたと担当者は明かした。
月下老人は昨年、沖縄と静岡に“出張”。先月末から今月初旬にかけては再び静岡に出向いた。その際もお礼参りに来た日本人がいたといい、担当者は日本人の心持ちに驚きを示した。