梅小路機関車庫に展示されている初代ドリーム号(左)と現行の2階建て車両
京都鉄道博物館(京都市下京区)の梅小路機関車庫で、1969年に運行を開始した国鉄の高速バス「ドリーム号」の初代の車両が展示されている。
ドリーム号は、東名高速道路の全線開通に合わせて、東京-京都・大阪間で運行が始まった。初代車両は高速バス専用として開発され、エンジンの出力は当時として国産バス最高の350馬力。冷暖房やトイレ、無線電話、シートベルト、固定窓など最先端の装備を誇った。
初代車両の隣には、西日本JRバスで使われている2階建ての現役車両も展示。扇形車庫にそろい踏みした新旧のドリーム号に、来館者らが珍しそうに写真を撮っている。18日まで。入場料が必要。