(台南 20日 中央社)南部・台南市の難関大、成功大学の学生会会長・副会長選挙で、立候補者の政見として「カップル向け寮の設置」が打ち出され、物議を醸している。大学側は20日、この政見は個人的な訴えであるとし、候補者が当選しても政見を受け入れない方針を示した。
問題の政見では男女混合寮の推進、カップル寮の設置が打ち出されており、カップル寮に関しては、ダブルベッドへの変更や防音強化、ラブチェアの設置が具体的に挙げられた。政見を掲げたのは政治学科と医学学科の候補者ペア。
この政見内容が明らかになると、インターネット上では「ふざけているのが明白だ」「大衆に迎合して注目を集めようとしている」などの批判が噴出。一方で、「アイデアは現実的だ」と肯定的な見方も示されている。