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淡水に小型船係留施設がオープン 台湾一のマリーナ目指す

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(新北 17日 中央社)北部・新北市淡水にある漁人碼頭(フィッシャーマンズワーフ)に、17日、プレジャーボート専用の係留施設がオープンした。朱立倫新北市長は、漁人碼頭は今後台湾最大かつ最良のマリーナになるよう、愛好者たちに施設の利用を呼び掛けている。

漁人碼頭は、周辺に観光魚市場やカフェ、ホテルなどもあるレクリエーション港湾で、台北市内からの交通の便も良い。新北市で唯一、政府の認可を受けるクルーズサービス「藍色公路クルーズ」が楽しめる場所としても知られる。近隣の三芝や八里には、プレジャーボートメーカーやメンテナンス施設などもあり、マリーナとしての条件が備わっているとされる。

朱市長は、北海岸沿いに数珠つなぎに点在する6つの漁港(富基、後サク、草里、万里、水尾、水ナン洞)をプレジャーボート停泊のために提供することも宣言した。今後、龍洞や八斗子など既存の係留施設と連携しながら台湾北部の新しい観光ルート形成を目指すという。(サク=厂に昔、ナン=さんずいに南)

フィッシャーマンズワーフ周辺には、ショッピングセンターやプレジャーボート愛好者のためのレクリエーション施設などの建設も予定されており、一連の施設が完成したあかつきには、海洋観光の振興が期待される。


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