(嘉義 18日 中央社)南部の景勝地、阿里山森林遊楽区入口のバスターミナルの供用が17日、正式に開始された。林務局嘉義林区管理処は、大小の車両がすれ違う際の安全上の問題が解消できるほか、乗客に待合室やレストラン、授乳室など快適な環境を提供できるとしている。
阿里山につながる台18線と台21線の交差点付近に位置する同バスターミナルは、一年で最大1万3000便以上の発着が可能で、55万人を輸送できると見込まれている。旧正月や花見シーズン、連休時などに施設利用のピークを迎える。
バスターミナルの3階には、全面ガラス張りの展望室が設けられている。同処は、山々や雲海、夕日などさまざまな景色が楽しめるとしている。