(台北 28日 中央社)台北メトロ(MRT)駅構内のトイレに設置されているトイレットぺーパーが全て水溶性に切り替えられたことが28日までに発表された。行政院(内閣)環境保護署は今年3月からトイレットペーパーを便器に流すことを奨励する政策を進めており、6月から本格的な推進が開始する。駅内にはポスターを貼り、民衆への注意を喚起する方針。
女性用トイレにはナプキンなどの生理用品を捨てるためのごみ箱が設置されるが、男性用トイレには今後設置されない。自動販売機で販売されていたティッシュペーパーも全てトイレットペーパーに切り替えられたという。
台湾では、使用済みのトイレットペーパーを備え付けのごみ箱に捨てるのが一般的だったが、不衛生さを問題視する声が上がっていた。