(高雄 27日 中央社)高雄市政府がフランスから導入した自動運転バスが26日、台湾に到着した。同市交通局によると、6月1日からは市内の駁二芸術特区で走行試験が行われ、一般の人も見学できる。
一方、一般試乗は10月開催の「エコモビリティ・ワールド・フェスティバル2017」に合わせ、同月から始まる予定。
同市政府は4月にフランスの自動運転電気自動車メーカー「イージーマイル」らと協力覚書を交わし、本格的な自動運転バスの導入に踏み切っている。
エコモビリティ・ワールド・フェスティバルは、環境にやさしい交通手段の導入をテーマにした国際フェスティバル。世界各地から研究者や学者が集まる。同市はモデルエリアを設け、自動運転バスやライトレールなどさまざまな公共交通を体験してもらうことでエコ交通推進への取り組みをアピールするとしている。