京都の五花街合同公演「都の賑(にぎわ)い」(24、25日)を前に、各花街の舞妓そろっての初稽古が13日、京都市東山区の宮川町歌舞練場で開かれた。共演する舞妓たちは、人気演目の所作を入念に確かめていた。
今年の公演は、これまで会場だった南座(東山区)や祇園甲部歌舞練場(同)が休館中で、京都造形芸術大(左京区)の劇場「春秋座」で開かれる。
稽古した「舞妓の賑い」は、各花街から選ばれた舞妓計20人が「京小唄」をそれぞれの流派で舞う演目。本番さながらの雰囲気で、舞妓たちは師匠から細かな指導を受けて多彩な舞を披露していた。
合同公演は、京都伝統伎芸振興財団(おおきに財団)と京都花街組合連合会の主催。24、25の両日とも午前11時と午後2時半からの2回公演。6千~1万3千円。おおきに財団075(561)3901。