熊本地震発生から3カ月となる14日、京都市中京区室町通錦小路上ルの山伏山前に、熊本県のPRキャラクター「くまモン」が登場。祇園祭に訪れた市民らに復興支援を訴えた。
山伏山保存会は2013年から、物品販売を通じて東日本大震災の被災地、宮城県岩沼市の支援に取り組む。今年は熊本地震の復興支援で熊本県産のラーメンやサイダーを中心に販売する。
山伏山前に多くの市民らが詰めかける中、くまモンが町会所前に姿を見せた。くまモンのダンスに合わせて、「頑張るけん」や「熊本県」などと元気な掛け声が響いた。
熊本ラーメンを販売する土産物卸売業杉田幸二郎さん(57)=熊本県宇土市=は「普段の生活からほど遠くて先は見えないが、温かい支援の気持ちが何よりもありがたい」と話した。販売は16日まで。売り上げの一部を復興支援に充てる。