$ 0 0 新選組隊士をしのぶ慰霊供養祭が16日、京都市中京区の壬生寺で営まれた。市内は祇園祭の宵山でにぎわう中、隊士の子孫や歴史愛好家らが参列し、静かにめい福を祈った。 1864年の祇園祭宵山前日に新選組が倒幕派志士の密談中に討ち入った「池田屋事件」にちなみ、毎年行われている。 供養祭は近藤勇像がある境内の壬生塚であった。松浦俊海貫主(81)が読経し、参列者が厳かに焼香した。若い女性もおり、松浦貫主は「国のため命をささげた隊士の思いに共感していただき、うれしく思う」と話した。