(高雄 3日 中央社)南部・高雄市で3日、大道芸人の「山田日本演歌」が植物状態の人々の看護などを行う慈善団体、創世社会福利基金会の募金活動に参加し、演歌によるパフォーマンスを披露した。日本風の衣装に身を包み演歌を10曲余り歌い上げ、多くの市民らが足を止めて聞き入った。
同基金会高雄支部の周冠華院長によれば、今年の月々の寄付は例年より100万台湾元(約370万円)少なく、予算が不足していた。同支部では患者の看護などに1年で約3000万元(約1億1000万円)が必要だとしている。
山田日本演歌は日本の伝統文化である演歌をこよなく愛するメンバーで構成される。日本で演歌を学んだ人もいるという。