(左からツォンイン、シンディ・リエン、林正儀院長)
(台北 5日 中央社)国立故宮博物院は4日、記者会見を開き、若者をターゲットにした約4分間のショートムービー「故宮X青春」を公開した。林正儀院長は、今後、コスプレイベントなどの若者向け企画を通じて、参観者に占める若い世代の割合を5割に押し上げられればと意気込んだ。
故宮X青春は、古式ゆかしいチャイナドレスに身を包み、故宮のミュージアムグッズを愛用する女子学生と、彼女に惹かれる男子学生の姿を通して、故宮の魅力を伝える内容。注目の若手女優、シンディ・リエン(連兪涵)と昨年デビューした新人、ツォンイン(宗贏)が主演。
林院長は、今年は故宮に関心のある若者が対象の青年委員会を立ち上げるほか、来年には北部院区(台北市)の児童芸術センターを拡張すると紹介し、若年層取り込みに本腰を入れる姿勢を強調した。