(東京 7日 中央社)2020年の東京五輪に、台湾からの選手団を「台湾」名義で迎え入れようと、親台派の団体による署名活動が6日、JR池袋駅東口前(東京都)で行われた。メンバーの呼び掛けに応じ、日本人や台湾人のほか、東京に観光に来たというアルゼンチン出身の女性も署名に協力。「台湾」としての東京五輪参加を支持した。
署名活動を主催する2020東京五輪「台湾正名」推進協議会の永山英樹幹事長は、活動実施の理由について、東京五輪開催時に「台湾」が「チャイニーズタイペイ」とされてほしくないからだと話す。署名活動は今年1月から開始。街頭のほか、インターネット上でも実施し、これまでに約6万人分が集まったという。同協議会は集められた署名を添え、「台湾」名義での出場を求める請願を東京都議会に提出する予定。