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台湾に次世代水族館建設 横浜八景島「今までにない水族館目指す」

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(台北 10日 中央社)総合レジャー施設「横浜・八景島シーパラダイス」などを手掛ける横浜八景島(横浜市)は9日、北部・桃園市の大規模開発エリア「高速鉄路桃園駅特定区産業専用区」で、「桃園水族館」(仮称)の起工式を行った。2020年1月に開業予定。同社の布留川信行社長は同日、中央社の取材に応じ、「今までにない水族館を目指す」と意気込みを示した。

「今回、横浜八景島として初めての海外進出を日本と大変絆の強い国、台湾で行い、水族館事業に参加することはとても幸せだ」と語る布留川社長。 海外事業展開の地に台湾を選んだ背景については、台湾が日本と比べ地球の人口の中心軸にはるかに近いことに触れ、「台湾はすでに多くの魅力を持っている。その魅力とコラボすれば、素晴らしい集客ができる」と語った。

開発コンセプトは、「環境保全、生物保護、学校教育、桃園市の観光推進など、社会貢献事業も同時に行い、台湾と日本の友好の架け橋になる水族館」。台湾や世界の多種多様な生物の生態展示をはじめとした要素に加え、世界最先端の映像技術なども採用し、エンターテインメント性を併せ持たせる。

「桃園水族館」は同社初の海外の水族館で、日本の水族館の海外輸出としても第1号だという。地上3階、地下2階建て、延べ床面積は約1万4800平方メートルで、水量は約3000トン。初年度の入館者数は約160万人を目標とする。


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