(台湾電力の幹部らとともに国民に謝罪する李世光経済部長(左から2人目))
(台北 15日 中央社)15日午後に起きた大規模停電。台湾電力によると、停電のため、約668万戸(全体の約78%)が電力使用制限を受けているが、遅くとも16日午前0時までに全面復旧する見通しだという。
停電は、15日午後4時51分に桃園市の火力発電所、大潭発電所(総出力約400万キロワット)全6基の運転停止が原因。燃料となる天然ガスの供給が、石油大手・台湾中油側の操作ミスにより、約2分間にわたって中断され緊急停止となった。
台湾電力も台湾中油も国営事業。今回の大停電を受け、国営事業を所管する経済部の李世光部長(大臣)は、林全行政院長(首相)に辞任を表明し、受理された。