(台北 15日 中央社)外交部は15日、日本人が中華民国(台湾)にビザ(査証)なしで入境する場合に必要なパスポートの残存有効期間を従来の「3カ月以上」から「予定滞在日数以上」に緩和すると発表した。同日施行された。外交部は日台の友好関係と平等互恵を考慮した上での措置だとしている。
台湾と日本は滞在日数が90日以内の場合にビザを免除する措置を相互に実施している。だが、入国時に求められるパスポートの残存有効期間については、台湾側のみが「3カ月以上」の制限を設けていた。
台湾のビザ免除対象国は59カ国。そのうち、パスポートの残存有効期間を「予定滞在日数以上」とする優遇措置を提供しているのは米国と日本のみ。その他の国は「6カ月以上」と規定している。