(台北 17日 中央社)チャイナエアライン(中華航空)は17日までに、今年上半期の財務諸表を公表した。第2四半期(4~6月)の純利益は17億6146万台湾元(約63億8100万円)となり、第1四半期(1~3月)の赤字から黒字に転換した。同社は、旅客輸送の需要増加に合わせ、輸送力の調整を適宜図ったことが効を奏したと分析している。
同社によると、旅客便の営業収益は254億1174万元(約920億5600万円)で同期としては過去最高。貨物便の需要も安定した成長を見せ、営業収益は100億4528万元(約363億9000万円)となり、前年同期に比べ18.9%増加した。
第2四半期の連結売上高は381億5661万元(約1382 億7700万円)で前期比6.59%増、売上総利益は60億2279万元(約218億2600万円)で前期比115.15%増だった。
同社は第1四半期、税引前損失35億1689万元(約127億4500万円)、純損失37億1337万元(約134億5700 万円)を計上している。