台中市和平区の梨山地区で生産されたモモが旬を迎えた。同市政府ではジューシーで高品質な味わいをPRし、購入を呼びかけている。
張光瑤副市長によると、台湾産モモの半数以上は梨山で生産。良質な水と空気、標高や気温が栽培に適しているとされ、500ヘクタールに年間約6200トンが実るという。
同市農業局の関係者は、今年は冷害の影響で果物の不作が伝えられているとしながらも、今年も一定の量が実ったと語る。購入や果実狩りなどを通じて梨山への認識を深めてほしいとしている。
林建堂・和平区長は、モモのほか茶葉や高原野菜、ナシなどもおいしく、先住民文化にも触れられるとして、同地への来訪をアピールした。