(台北 27日 中央社)11日午後10時ごろ、98歳の男性が運転する原付バイクが誤って国道(高速道路)1号に進入し、約7キロにわたって走行した。通報を受けて駆け付けた警察の調べによって、男性は無免許運転だったことが分かった。国道公路警察局が27日、明らかにした。高速道路で違反切符を切られた運転手の最高齢を更新したという。
警察によれば、男性は北部・桃園市の内レキIC下り線入り口から進入したとみられ、中レキJCTの導流帯から2車線を横切り、外側の路肩を走行していた。(レキ=土へんに歴、木を禾に)
男性には無免許運転に対して6000台湾元以上、1万2000元以下(約2万2200円以上、4万4500円以下)の過料が、原付バイクでの高速道路走行に対しては3000 元以上、6000元以下(約1万1100円以上、2万2200円以下)の過料が科される。
警察官は高齢の男性の身を案じ、原付バイクを代わりに押しながら男性を家まで送り届けたという。